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/さぁお楽しみの時間だ\

ネームも完成したらあとは描くだけです。
原稿用紙に下描き、ペン入れと行きましょう´∀`

ちなみにだいたいの進め方は◆Junk◆のメイキングにてご覧下さい。

1:原稿用紙の使い方
2:印刷されて綺麗にでればいいのです。
3:下描きのポイント


1:原稿用紙の使い方

大事な土台となる用紙について、基本な部分を説明していきます `・ω・  ´
原稿用紙もメーカーでいろいろありますが、ルールは一緒です。
自分はマクソン原稿愛用者なのでマクソンさんのをお借りします。



内ワク 印刷のズレミスがあったとしても必ず印刷される範囲。
つまり目にとても入りやすく、これより外側は目立ちにくい。
人物の顔、セリフはこの中に収めるように努めると
とても見やすい。
タチキリ
印刷したとき切り落とす線。
あくまで目安なので、かならずこの線でしっかり
切り落とされるとは限らない(多少前後する)
そのため、描き込む場合は外枠まで描いておく必要がある。
外ワク 最低ここの線までは描き込むべき、という目安の線。
 
ノド 単行本のような閉じ方の場合ほぼ見えない範囲。
重要なものは特に避けて描く。
なお、枠線の隙間ですが、縦幅より横幅が細いです これは読み進めるコマは縦方向より横方向が優先されるためです。 自分は横幅2mm、縦幅6mmで描いております。 あ、枠線は平均0.8ミリが一番いいです。サインペンで構いません。 太すぎるとコマの内容より目立ってしまったり、 細すぎると絵にとけ込み境が分からなくなるので、 意外と大事なところでもあります。´∀` ------------------------------------ だいたいの漫画は内枠に合わせてコマを描くか、裁ち切りコマの どちらかで描かれています。枠を描かない、というコマもありです。 あんまりやり過ぎると見づらくなるけど´∀` また、回想シーンは主にコマの描いていない部分を黒くぬったり、 トーンを重ねるなどで表現されます。 また、ページをまたがずに場面転換する際は、隙間を大きく取ることで表現できます。 ちなみに、市販で売られている漫画原稿用紙は ケント紙に印刷に写らないうすい水色でガイドがついているものです。 なので、内枠外枠を考慮していれば、漫画原稿用紙ではなく 無地のケント紙で描いても全く問題はありません。 ……とはいっても、やっぱりガイドが付いてる方が描くのも速くて 便利なんですけども└( ^ω^)┘ ------------------------------------ ★見開き原稿★ 2ページにまたぐコマがある原稿のことです。 いろいろな方法があるようですが、やったことのある方法だけ載せておきます。 ずばり2回描く。 のどにあたる範囲の部分を、両方の原稿に描きます。 面倒かと思いますが、その分迫力も出ますので がんがれ `・ω・ ´ ※これは単行本みたいな開き方をする場合なので、 中央を縦方向にホッチキスでとめるような、のどまでちゃんと 見えるときは裁ち切り線より外を2度描く程度で良いかと思います。 2:印刷で綺麗にでればいいのです。 漫画家さんのほとんどは、付けペンという万年筆のようなペンをつかわれています。 では、絶対にそのペンでなければいけないのか、というと 当然そんなことはないです。 使ったら良くないのは、印刷に綺麗に写らないような画材。 それ以外ならなんでも構いません。 世の中には便利な「ミリペン」や「サインペン」などあります。 付けペンで綺麗な線を引くには握力も関わっているので、 力が弱く難しいときは他の道具を使ってみるのも大事です。 ただ一定の線しか引けないので、迫力は付けペンより劣ってしまいます。 すこし大変かもしれないけど、重ね描きなどして強弱をつけることはできます。 自分は付けペンで細い線が描けないので、 細い線で描きたいときはミリペンで描いてました。 個人的に「印刷がきれいなら、原稿はとことん汚すべき」と思っています。 汚すのをためらって、線がよれよれするくらいなら 修正する気満々で動線をシュバシュバ描く方がずっと良いと思うのです。 印刷に修正箇所なんてわかりませんからね!└( ^ω^)┘ ------------------------------------ ★つかったらよくない画材の例★ 簡単にまとめれば、「白か黒かはっきりしない、グレーになる画材」です。 ・鉛筆 ・コンテ ・木炭 ・薄墨 ・色鉛筆 ・蛍光ペン ……など ただ最近は印刷技術も上がっているので、 鉛筆で描いて演出効果をだしている漫画家さんもいるみたいです。 「帝一の國」の古屋先生とかそうかな? それでもインクのように綺麗に出る保証はないので、おすすめしません。 なお、下描きとして利用する(印刷されないことを前提)なら使っても構いません。 黄色やうす水色の鉛筆やシャープペンは印刷に写らないので 下描きに使って消しゴムかけしない、なんてことができます└( ^ω^)┘ 3:下描きのポイント たまによくある「なんだか顔のバランスが取れない……」そんなとき。 個人的ですがバランスのとりかたをまとめてみます。 <顔> ずれてない ずれてないよ;´∀` 生え際~あごは3等分の距離頭頂~あごは2等分の距離なのです。 中学の頃だったか、デッサンの授業中に美術の先生に教わりました。 実際だいたいこんな距離なので、一度自分の顔を手で測ってみては└( ^ω^)┘ とはいえ、絵柄によっては頭でっかちの方が似合う、などなど あるはずなので、あくまで目安としてお使い下さい。 <全身> 3.5頭身は8頭身の場合です。 頭身や好みによってお好みに調整してください。 人間らしい動きにならない、というときは 「直立でもかならず少しは間接を曲げている」と思って描くと良いです。 人は基本的に、自然体だと曲がってるのです。ブラーンと下げた手の指とか。 何かをつかもうとしてグッと手を伸ばす、なんてシーンではない限りは ちょっと一手間掛けて、曲げてみるといいかもです `・ω・ ´ <背景> 距離感ある背景にはパースを使います。遠近法ってやつですね。 これはもうお薦めの本を置いておきます´∀`   非常にわかりやすいので一家に一冊どうぞ。 絵柄に関しては、好きな作家さんの真似(模写)をたくさんしましょう。 真似が多ければ多いほど、気づくとどんどん絵柄が進化していきます `・ω・ ´ このまとめページこそ、「99%の教えてもらったことと1%の気づいたこと」で出来てます。 本当にありがとうございます勝手にまとめてすみません(土下座) 周りからたくさんのことを学んで、進化させていきましょう! ------------------------------------ 絵柄や漫画の内容を否定され、落ち込むこともきっとありますが どんなに素晴らしくても「万人に好かれるものなど存在しない」のです。 10割より8割のファンを目指して描いていく方が 八方美人な作品にならず、自分らしくなれるはずです。 自分も友人に諭されここ数年でやっと飲み込めたことですが´∀` 「一人二人に作品を否定されることは当たり前」と思って描いていきましょう。 生意気にもまとめさせていただきましたが、何か手助けになれば嬉しいです。 最後までご覧下さりありがとうございました `・ω・ ´ 佳き漫画ライフを! 2014/01/11 天狼/青松 明 (2015/12/17に加筆修正) ←その1へ ←その2へ >宙色書房<